2024 Mt.FUJI 100 レポート【①概要編】

自身6回目の100マイルレースとなったMt.FUJI。結果は25時間1分46秒、男子25位で完走することができました。後述する目標には届かず、レース中には棄権も考えましたが、諦めずに続出するトラブルに対処しつつ歩を進め続けゴールできたことは、今後の成長のための経験値を得られたと思います。
①概要、②トレーニング、③準備、④レース前半、⑤レース後半、⑥振り返りの全6回の超大作で報告したいと思います。本日のメニューはこちら。
レース概要

- Mt.FUJIは2012年から12年目を迎えて日本最大のトレイルランニングレース
- 一方でスタート時間、会場やコースが毎年変わるため、賛否両論あり
Mt.FUJIは、日本を代表するトレイルランナーの鏑木毅氏がUTMBの帰路に飛行機内から富士山を眺めていた際に発案したことがきっかけとなったレース。2012年から開催されています。旧名はUltra Trail Mt FUJI(ウルトラトレイルマウントフジ、UTMF)。当初は富士山を1周するコースでしたが、国立公園の立入制限により近年は完全な1周ではなくなっています。また、協賛する富士急の関係で、毎年スタート時間や、ゴール会場が変わったりなど、落ち着きがありません。それにより過去のナレッジが生かしきれず新たな問題は発生し、これに対する指摘が年々増えている印象です。
とはいえ、大会規模は2024年現在では日本一でエイドでのホスピタリティは他に類を見ません。本レースの完走を目標とするランナーは多いのではないでしょうか。
大会名:Mt.FUJI 100
カテゴリ:FUJI100mi(フジ100マイル)
距離:約166.6km累積標高:+7,039m / −7,614m
スタート:4月26日(金) 0時00分
制限時刻:4月27日(土)21時00分
定員:2,400名
スタート:富士山こどもの国(静岡県富士市)
ゴール:富士北麓公園富士山の銘水スタジアム(山梨県富士吉田市)https://mtfuji100.com
これまでの戦績
- 2024年を入れると4回完走している
- 年々、記録が伸びており、トレーニングや戦略が熟成しはじめている
100マイルを5回完走している私ですが、その内、実に4回はこのMt.FUJIです。2013年に初マイラーとなりました。その後は、家庭や仕事の都合でブランクがありました。しかし2021年から鏑木毅氏主宰のチーム100マイルに加入し、氏のメソッドによる走力の成長が結果に反映されていると考えます。
2013年 36時間42分 男子234位
2019年 28時間10分 ※富士吉田で中止
2022年 24時間06分 男子46位 ※雨天のため天子山塊迂回
2023年 25時間39分 男子40位
2024年 25時間01分 男子25位 ← New!
参加の目的と目標
- 毎年の体力測定
- 100位以内に付与されるシード権がある限りは続ける
- 目標は24時間を切ること
2010年代前半は、国内の100マイルレースは限られていましたが、昨今はDeep Japanや彩の国、広島湾岸、新城など同時期に魅力的なレースがたくさんあります。その中で、このレースを走る続ける目的は、私にとっての体力測定、毎年変わるコースの楽しさ、何よりも尊敬する師匠のレースだからでしょうか。シード権を失ったら、違うレースに挑戦するかもですが、それがある限りは続けようと思います。
目標は、ズバリ24時間を切る事。結果として年代別で3位以内に入れたら良いなと考えました。
今回はここまで。次回はトレーニングについて報告したいと思います!